
株式会社南建設 代表取締役。1984年熊本市生まれ。測量専門学校卒業後、2004年に株式会社南建設へ入社。2010年取締役に就任し、2015年より代表取締役。祖父が創業した同社の3代目として自社施工による高い品質確保と完全週休2日制をはじめとする新時代の働きやすさを追求している。
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当社は1964年の創業以来、熊本市を拠点に道路工事や下水道工事といった土木一式工事をメインに手がけております。公共工事を中心に展開するほか、民間工事では宅地造成をはじめとする開発工事も行っており、建物以外の土木分野全般を広く請け負っています。当社の大きな特徴であり最大の強みは自社施工ができる体制をしっかりと整えている点です。同規模の建設会社では、施工の多くを外注に一任してしまうケースも少なくありません。しかし、当社では自社のスタッフが現場に立ち、自社施工と適切な外注管理を組み合わせて工事を進めています。自社で責任を持って現場を管理・施工することで細部まで目の行き届いた品質管理を実現しています。品質や安全性の高さはもちろん、スピード感を持ってお客様のご要望にお応えできる点も当社の誇りです。
おかげさまで発注者様からの工事成績評定において、安定して高い評価をいただいております。令和8年度には優良工事表彰を受賞することができました。高い評価につながっている理由は自社施工による徹底した品質管理に加え、現場におけるスピード感と安全面への配慮を怠らない姿勢にあると考えています。土木工事は地域にお住まいの皆様の生活に直接関わる社会インフラの整備です。だからこそ「早く、安全に、そして良いものを納める」という基本を社員全員が徹底して守り抜いています。これまで長年培ってきた実績と現場で磨いたノウハウが質の高い成果物となり、発注者様や地域の皆様からの厚い信頼につながっているのだと感じています。
私自身、中学生の頃には「将来はいずれ会社を継ぐのだろう」と自然に意識していました。その原点となっているのが小学生の頃に目にした父親の働く姿です。
当時、父が手掛けていた夜間工事の現場に姉と一緒に見に行く機会がありました。交通量の多い道路で父が汗だくになりながら仲間たちと一生懸命に働いている姿を目にしたとき、子供心に胸にこみ上げる強い感動を覚えました。父のたくましい背中とモノづくりの現場の格好よさに触れたあの瞬間の光景は今でも鮮明に心に残っています。その後、測量の専門学校を経て2004年に入社し、現場経験を積みながら2015年に代表取締役に就任いたしました。あの時現場で感じた熱量や誇りが現在の私の経営の大きなベースになっています。
当社では20代から60代まで幅広い年代の社員がバランスよく活躍しています。私は代表となってからもできる限り自分自身で現場に足を運び、社員一人ひとりの働きや成長を自分の目で見ることを大切にしています。現場の苦労や頑張りを直接把握した上で、しっかりと給料や待遇で還元する姿勢を徹底しています。また、業界に先駆けて完全週休2日制を導入したことも大きな改革です。これまでは隔週休2日制をとっていましたが若手社員や求職者にとっても魅力的な「働きやすい職場環境」を作るため、思い切って完全週休2日制へ舵を切りました。休日が増えることで仕事への意欲や集中力がさらに高まり、結果として工事の品質や効率向上にも好影響を与えると考えています。









私たちが何よりも大切にしているのは人とのつながりや信頼関係です。受注させていただいた工事はどれひとつとして同じものはなく、1件1件との出会いが非常に貴重なものです。工事が無事に完了する最後の瞬間まで決して気を抜くことなく、誠意を持って向き合うことを心がけています。また、会社を支えてくれているのは他ならぬ社員たちであり、その背後には大切なご家族がいらっしゃいます。長年培ってきた信頼と実績を礎に、地域の発展に貢献すると同時に、共に働く社員とその家族が安心して暮らせる会社づくりを大切にしています。工事が無事に終わった際には全員で集まって労い合い、達成感や喜びを分かち合えるような温かい文化をこれからも守っていきたいです。
今後の目標として、まずは新たに導入した完全週休2日制をはじめとする環境整備をしっかりと定着させ、若い人材が意欲を持って飛び込んでこられるような魅力ある会社づくりをさらに推進してまいります。社員一人ひとりの気持ちを汲み取り、より働きやすい環境を整えていくことが経営者としての務めです。
土木工事は地域のインフラを創り守り続ける、非常に社会的価値の高い仕事です。熊本県という自然豊かな拠点で事業を行える強みを活かし、受注した工事1件1件を大切にやり遂げて施工実績と信頼を積み重ねてまいります。人とのつながりを第一に考え、地域社会に貢献しながら社員とその家族の幸せを守り高めていけるよう、持続可能な会社の継続と発展を目指してまいります。
私自身、自ら行動を起こす大切さを日々実感しています。機会やチャンスは待っているだけでは訪れません。自分から進んで行動を起こし、挑戦を重ねることで初めて新しい道やチャンスが開けます。失敗を恐れることなく、自発的な行動を通じて自分自身の可能性と活躍の場を広げていってください。