FM791
飯川 寿朗
こだわり食品で
四方良しを実現する挑戦
Toshio Iikawa
株式会社インパクトワン | 代表取締役

1961年熊本県生まれ。スーパーでの店長やバイヤーを経験後、食品会社等で九州責任者として新規事業を数十億円規模に成長させる。利益の従業員還元を求めて退職し、2015年に株式会社インパクトワンを設立し代表取締役に就任。

https://www.impact-one.co.jp/
MY STORY

創業の背景とこれまでの歩み

Q株式会社インパクトワンを設立されるまでの経緯と創業のきっかけについて教えてください
A

私は1988年から2000年まで、スーパーマーケットの企業3社に勤務し、店長からバイヤー、商品部長に至るまで、精肉部門以外のすべての部門を経験しました。その後、2001年にこだわり食品を扱う株式会社シーアンドシーから誘いを受け入社し、九州一円を統括する責任者として営業に奔走しました。2008年には私一人で7億円を売り上げるまでに成長させたのですが親会社がG-7に変わったことを機に退職しました。次にベストアメニティ株式会社に入社し、こだわり食品事業をゼロから立ち上げました。必死に取り組んだ結果、7年後には売上28億円、経常利益2億円を生み出す大きな事業へと育て上げることができました。残りの人生は人の役に立つ会社を残したいと強く思うようになり、退職を決意。以前から親交のあった下関のオンガネジャパンの社長にこだわり食品事業に興味があるか打診したところ、翌日すぐに熊本の玉名まで飛んできてくださり「飯川さんが立ち上げるのであれば明日でも資本金を用意する」と力強いお言葉をいただき、2015年の創業に至りました。

Q熊本県を拠点に事業を展開されていますが、そのメリットや事業への想いをお聞かせください。
A

私は熊本県山鹿市の出身です。熊本県を拠点に行っている最大のメリットは九州の中心に位置しているため、九州一円をターゲットとした営業活動が非常にしやすいということです。また、何より自然が豊かで暮らしやすい点が熊本の素晴らしいところだと感じています。私は事業を通じて、目先の大きな売上を急いで目指すのではなく、コツコツと売上と利益を伸ばしていくことを心がけています。おかげさまで現職に就任してから現在に至るまで8期連続で増収増益を達成することができています。多忙な毎日ですが、私を癒してくれる愛犬のミニチュアダックスフンド2人との時間を大切にしながら、地元熊本にしっかりと根を下ろして事業を発展させていくことが私の原動力となっています。好きな食べ物である刺身や寿司、ラーメンを美味しくいただける環境も、ここ熊本の魅力です。

MY STORY

こだわり食品の発掘と事業の強み

Qこだわり食品の卸売りや直営店など、御社独自の事業内容と強みについて教えてください。 
A

当社はこだわりの食品の卸売りをメイン事業としつつ、食の専門店である直営店を10店舗展開し、さらには楽天市場でのEC事業なども行っています。私たちの最大の強みであり他社との明確な差別化ポイントとなっているのは、こだわり食品の卸売業と直営店舗の両方を持っていることです。地方には、素晴らしい商品でありながら、営業担当者がいないために埋もれてしまっているメーカーさんがたくさんいらっしゃいます。そうした商品を私たちが発掘したり紹介を受けたりして、彼らに代わって営業活動を行っています。大手スーパーが扱わないようなニッチで魅力的な商品を、まずは私たちの直営店舗でテスト販売します。そして、実際に店舗で売れた商品のデータであるベストレポートを作成し、それを得意先のスーパーなどに持参して提案しています。実際の販売実績を元に提案できるため説得力があり、営業担当者にとっても非常に売りやすいという優位性があります。

Q「四方良し」をモットーにされていますが、商売において大切にしていることは何でしょうか。 
A

私が座右の銘としている「四方良し」の精神は、得意先、仕入先のすべてに喜んでいただける商売を徹底することです。地方のメーカーさんは商品が広く売れることで喜び、スーパーなどの得意先は他店との差別化ができる良い商品を仕入れられることで喜んでくださいます。もちろん、それをご購入されるお客様も美味しい食品に出会えて喜んでくださるため、関わるすべての人々が豊かになれる関係性を構築することを大切にしています。私は斎藤一人さんを著名人として尊敬しており、その教えなども参考にしながら経営に向き合っています。過去の経験から会社は従業員にしっかりと利益を還元していくべきだと強く感じており、社長だけでなく社員みんなで幸せになれる会社作りを心がけているのです。

MY STORY

現在の取り組みと今後の展望

Q現在、会社として最も注力している事業や取り組みについてお聞かせください。
A

現在最も力を注いでいるのは卸売業のさらなる強化です。私たちの実績や提案力を評価していただき、ありがたいことに既存のお客様からのご紹介で新しい得意先がどんどん増えています。そうしたご縁を大切にしながら、より多くのスーパーや小売店様に私たちの発掘したこだわりの食品をお届けする体制を整えています。また、会社に強い影響を与えたエピソードとして、2020年3月 宮崎県高千穂にある八大龍王水神社に燈籠を奉納した出来事があります。これを通じて会社のさらなる発展を祈願し、周囲への感謝を忘れずに事業に邁進する決意を新たにしました。経営においてはスピード感を非常に重視しており、土日も休むことなくお客様や関係者からの連絡にすぐに応える対応を続けています。常に誠実に向き合うことで、さらなる信頼を獲得していきたいと考えています。

Q今後、どのような目標をかかげ、会社を継続・成長・発展させていきたいとお考えですか? 
A

これからの目標は決して無理な急拡大を追うのではなく、引き続きコツコツと売上と利益を確実に伸ばしていくことです。そして、会社が生み出した利益を、一生懸命働いてくれている従業員や、私たちを支えてくれている地域社会に対してしっかりと還元していくことを最大の目標に掲げています。過去に私が経験した「どれだけ利益を出しても従業員に還元されない」という悔しい思いを、今の社員たちには絶対にさせたくありません。残りの人生をかけて、人を大切にし、社会の役に立つ会社を残すという創業時の想いを胸に、従業員とともに成長し続ける企業でありたいです。直営店の拡大やECサイトの運営など、新しいことにも挑戦しながら、地域に愛され必要とされる存在として、今後も熊本を拠点に堅実な成長を歩んでまいります。

MY STORY

利他の心でコツコツと歩み続けよう

人生は人の役に立つためにあると私は信じています。目先の大きな利益を追うのではなく、関わるすべての人に喜ばれる商売を目指してください。失敗を恐れず、コツコツと努力を積み重ねれば必ず道は開けます。感謝を忘れず、社会に還元できる人間へと成長していきましょう。最後に仕事が天職になれば成功すると思います。

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