FM791
髙木 美奈
人を大切に、
熊本の未来を創る障がい福祉
Mina Takaki
株式会社ソラヒロ | 代表取締役

1962年8月23日生まれ、宮崎県出身。お茶の水女子大学を卒業後、学校法人での勤務を経て熊本へ転居。2015年に株式会社ソラヒロの専務取締役に就任し、2026年4月より現職。「一人ひとりの可能性を信じる」を信条に障がい福祉事業を牽引している。

http://sorahiro.jp/
MY STORY

子どもの支援から人生に寄り添う福祉へ。地域と紡いだソラヒロの原点

Q事業内容と創業のきっかけを教えてください。
A

株式会社ソラヒロは未就学児から成人までを対象とした障がい福祉サービスを展開しています。「地域社会に本当に必要とされる事業を行いたい」という想いから現会長の池田と創業しました。
地域に本当に必要とされるものは何かを模索する中で、障がいのあるお子さんやご家族への支援がまだ十分に行き届いていない現状を知りました。私自身、学生時代に子どもの教育や発達について学び「子どもには無限の可能性がある」と深く実感していたこともあり、その学びを原点に障がい福祉という領域へ挑戦することを決意しました。

Q創業から現在に至るまで会社に強い影響を与えたエピソードはありますか? 
A

創業当初は一つの事業所からのスタートでした。目の前の利用者の皆さんに向き合う ことに必死で、経営的にも決して順風満帆とは言えない時期もありました。転機となったのは、施設を卒業した子どもたちや保護者の方から「ソラヒロがあってよかった」「大人になっても通える場所がほしい」という非常にありがたいお声をいただくようになったことです。その言葉を受け、「子どもの支援で終わらせず、人生に長く寄り添い続ける」と決意。児童支援から成人支援、訪問看護へと事業を広げる原動力となりました。利用者様やご家族の声こそが、私たちの成長の基盤です。

MY STORY

人を何より大切に。「できないこと」より「できる可能性」に光を当てる

Qソラヒロならではの強みや、大切にしている理念は何ですか? 
A

私たちは「これからの未来を担う子どもや若者、そして大人まで。すべての人が自分らしく生き生きと輝ける場所をつくる」という企業理念を掲げています。この理念のもと、現場の具体的な支援指針として大切にしているのが「S.T.E.P.」という教育理念です。
これは、ソラヒロに通われる皆様が社会(Social)の一員として信頼(Trust)され、人生を楽しみながら(Enjoy)活躍できるよう、私たちが情熱(Passion)を持って寄り添う姿勢を表したものです。この理念を具現化したのが、鹿児島大学共同研究のもとつくりあげた独自の「S.T.E.P.プログラム」です。SST(ソーシャルスキルトレーニング)やドリームパスポートなどを通じ、単にその場の困りごとを補うだけでなく、「できること」やその人らしい強みに目を向け、一人ひとりの可能性を広げるアプローチを行っています。
また、福祉は「人」が人に寄り添う仕事だからこそ、スタッフの育成や働く環境整備を何より大切にしています。まだまだ成長途中の会社だからこそ、現場で生まれた気づきや声をスピーディーに経営や支援の改善へ反映できる体制こそが、ソラヒロの最大の特徴であり強みです。

Q熊本県を拠点に事業を展開する中で、どのような魅力を感じていますか? 
A

人と人との距離が近く、温かいご縁に恵まれている点です。利用者様やご家族、地域の皆様、学校や行政、関係機関など、本当に多くの方とのご縁に支えられながらソラヒロは成長してまいりました。困ったときには手を差し伸べてくださる方がいて、新しい挑戦にも温かく協力してくださる風土があります。また、豊かな自然と都市機能が調和した環境は、子どもたちが多様な体験を通じて成長するうえで魅力的なロケーションだと感じています。
私たちは熊本で育てていただいた会社です。だからこそ、これからも地域とのつながりを大切にしながら福祉を通じて恩返しを続け、熊本の未来づくりに貢献していきたいと考えています。 

MY STORY

福祉の枠にとらわれない挑戦
質の高い支援と持続可能な経営で創る熊本の未来

Q現在、最も注力している取り組みについてお聞かせください。 
A

「支援の質の向上」と「人材育成」です。研修や対話を通じて専門性を高める人材育成は、利用者様へのより良い支援に直結すると考えております。日々の対話や研修を通して学び続けられる環境づくりに取り組み、 組織全体の支援力を高めています。
また、福祉業界は人材不足や制度改正など、大きな変化の中にあります。そこで、福祉の枠にとらわれない新しい事業(収益の柱)づくりにも挑戦しています。利益そのものが目的ではなく、安定した経営基盤を築くことでスタッフへの還元と働きやすい環境整備を追求し、巡り巡って利用者様へのより良い支援へ還元するためです。

Q今後はどのような目標を掲げ会社を継続・成長・発展させていきたいとお考えですか? 
A

私たちが目指しているのは、障がいの有無にかかわらず誰もが地域の中で自分らしく学び、働き、活躍できる環境をもっと増やしていくことです。一人ひとりの人生に長く寄り添い、ライフステージに応じた支援を提供することで、地域に本当に必要とされる存在に近づけるのではないかと考えています。私たちはただ会社を大きく成長させること自体を目的にはしていません。日々の努力と挑戦を積み重ね、熊本の未来を支える企業へと成長していき、「ソラヒロに出会えてよかった」と皆様に思っていただける存在であり続けられるよう、ご縁を大切にしながら歩んでまいります。 

MY STORY

次世代へつなぐ言葉

「一人ひとりの可能性を信じる。」
人は適切な環境や出会いがあれば、想像以上の力を発揮できます。私は障がい福祉の仕事を通して、その瞬間を何度も目撃してきました。皆さんも自分自身や周囲の可能性を信じ、失敗を恐れずに挑戦を続けてください。誰もが自分らしく輝ける熊本を、共に創り上げていきましょう。

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